工場勤務の交代制とは?二交代制と三交代制の違いやメリットも解説

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最終更新日:2020年09月22日 掲載案件数 28501
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工場勤務の交代制とは?二交代制と三交代制の違いやメリットも解説

掲載日:2020年05月22日

更新日:2020年06月10日

工場勤務の交代制とは?二交代制と三交代制の違いやメリットも解説

目次

  1. 工場勤務の交代制について
  2. 工場勤務における交代制とは?
  3. 工場勤務における三交代制の特徴とは?
  4. 工場勤務における二交代制の特徴とは?
  5. 工場勤務の交代制で働くメリット
  6. 工場勤務における交代制で働くデメリットと実践しやすい対策
  7. まとめ

1. 工場勤務の交代制について

交代制の工場勤務には、給与の良さ・休日の多さ・平日昼間の時間活用可能などのメリットがあり、転職先として興味をお持ちの人も多いようです。

今回は、工場勤務の二交代制・三交代制各々の特徴を説明し、交代制のメリット・デメリットとその対策をまとめました。自分のめざすライフスタイルにはどの働き方が合うのか、ぜひ転職活動の参考にしてください。

2. 工場勤務における交代制とは?

工場勤務の交代制とは、シフト制勤務を指します。交代制の工場の場合、勤務時間は固定されず、週などの一定期間ごとに複数の勤務パターンを繰り返す場合が多いようで、「今週は日勤」「来週は夜勤」といった勤務になります。

国内の一般的な工場では、三交代もしくは二交代でシフトプランを組むことが多く、この2種類の意味や仕組みを理解しておけば、求人票に書かれた情報から就職した場合の働き方がイメージしやすくなるでしょう。

3. 工場勤務における三交代制の特徴とは?

まず、工場の三交代制を説明します。「三交代制」とは、工場の設備を3人の従業員で24時間稼働させる勤務形態で、8時間勤務が一般的です。拘束時間は比較的一定で、長くありません。

三交代制の代表例は製鉄会社です。製鉄工場では高炉と呼ばれる設備の中でコークス・鉄鉱石などを1,000度以上に熱し、鋼製品の元となる銑鉄を冷やさないよう、24時間機械を動かす必要があります。そのため、1日を8時間ごとに分けた三交代で働くのが主流です。

・三交代制が導入されやすい業界

大型機械設備を終日稼働し続けることで収益を生み出す産業を、「装置産業」と呼びます。三交代制が導入されやすいのはこの「装置産業」で、具体的な業界は先にあげた製鉄業界の他に、大規模石油コンビナート・製紙業界・半導体工場・自動車工場・プレス工場などです。

・三交代制の工場勤務におけるシフトの例

三交代制の時間の分け方に特に決まりはなく、以下のような勤務時間が代表的。基本的に「早番のみ」「遅番のみ」という分け方はなく、以下のような勤務時間をローテーションで回します。

✓例:6時~14時、14時~22時、22時~6時

✓例:8時~16時、16時~0時、0時~8時

この勤務時間に休憩時間を含める場合と、休憩時間をプラスしてその分勤務時間が長くなる場合があり、ルールは職場次第。どちらの場合も、休憩時間数は労働基準法に基づいて確保されます。

4. 工場勤務における二交代制の特徴とは?

次に二交代制に関して説明します。二交代制は、その名のとおり工場の稼働時間を2人の従業員で分ける働き方です。三交代制と違い、二交代制にはいくつかの種類があります。

・24時間稼働の工場における二交代制

24時間稼働の工場の稼働時間を、12時間ずつに分ける交代制です。労働基準法の法定労働時間は1日8時間・週40時間が原則ですので、8時間労働では空白時間ができてしまいます。1時間の休憩+3時間の残業でその空白をカバーするイメージです。一度の勤務時間が長いため、その分、勤務日数が少ないのが大きな特徴。

二交代制の工場では、企業と労働者の間で36協定(時間外労働協定)を結び、時間外労働の上限を「月45時間・年360時間」まで上げている場合もあります。

・夜間に設備が停止する工場における二交代制

夜間は稼働しない工場で、働く人を早番と遅番に分ける交代制。深夜~早朝は勤務がないのが一般的で、24時間稼働の工場と比べ、勤務時間は短くなる傾向です。

5. 工場勤務の交代制で働くメリット

交代制の工場で働くメリットを解説します。

・給与が高い

給与の高さは、交代制の最大の魅力です、労働基準法では、法定労働時間を超える残業や22時~5時までの深夜労働、法定休日出勤に割増賃金の適用が定められており、割増率は次の通り。

時間外労働/1.25倍 深夜労働/1.25倍(残業の場合は1+0.25+0.25で1.5倍)
限られた労働時間の中でできるだけ多くの給与を獲得したい人にとって、夜勤のある交代制は効率的な働き方といえます。

・休日が多くなりやすい

夜勤明けから休みになるため、休日回数が多くなる傾向です。また、連休もとりやすく、1泊2日の旅行などでプライベートを充実させることも容易。一般的に宿泊施設・娯楽施設は平日のほうが費用は安く、お金も効率的に使えます。週末の混雑が避けられるのも魅力です。

・平日昼間に銀行や行政手続きができる

夜勤の前後を使い、日中に銀行・市役所・病院などに行け、平日昼間にしかできない各種手続きを有給取得なしで済ませることが可能です。

・さまざまな友達と遊べる

休みがカレンダー通りのサラリーマンと違い、サービス業や夜勤の友達とも都合を合わせて遊びやすいでしょう。

6. 工場勤務における交代制で働くデメリットと実践しやすい対策

交代制で働く場合、もちろんメリットだけでなくデメリットもあります。生活全般に影響がありますので、十分理解しておきましょう。また、各デメリットの対策も解説しておきますので、ぜひ参考にしてください。

・ストレスや疲労が蓄積しやすい

明るい時間帯に睡眠時間を確保する必要があり、人によっては安眠できない場合もあるでしょう。体力・体調によっては、夜勤明けのレジャーなどでさらに疲労がたまってしまいます。疲労蓄積や体調不調があるとワーク・ライフ・バランスが低下し、生活全般の質が下がってしまうリスクが高くなるでしょう。

【対策】ストレスや疲労をため込まないためには、睡眠時間の確保・無理をしない・バランスの良い食生活など、日勤だけの仕事より一層健康に気を配り、体調管理を怠らないことが大切です。

・家族との時間が少なくなる

勤務時間が一定でないため、毎日同じ時間に家族と食事をすることはむずかしいでしょう。配偶者が一般的な勤務時間で働いている場合、すれ違いの生活はある程度避けられません。

【対策】夜勤明けや休日を使い、家族サービスやコミュニケーションを図ります。メールやLINEなど、時間に関係なく利用できるツールを上手に活用しましょう。

・拘束時間が長い

特に24時間稼働の工場で二交代制の場合、拘束時間はかなり長くなります。

【対策1】
体力などの理由で長時間労働に自信がない場合、二交代ではなく三交代の求人を中心にチェックしましょう。

【対策2】
賃金だけにとらわれず、応募前に二交代・三交代それぞれの場合の給与や休日、生活サイクルをシミュレーションするのもおすすめです。

・会議は昼間に行われることが多い

会議や工場見学などのイベントは、基本的に日勤の時間帯に行われるので、夜勤後に会議に参加するケースもあります。正社員でチームリーダーやプレイングマネージャーになった場合、拘束時間のさらなる増加は必須です。生活の中で何に重きを置くか、十分考えておきましょう。

7. まとめ

シフト制勤務と呼ばれる交代制の工場勤務は、二交代と三交代が一般的です。工場の設備を3人の従業員で24時間稼働させる三交代制は、製鉄業や製紙業、大規模な石油コンビナートといった「装置産業」で導入されやすい勤務形態。二交代制は、24時間稼働する工場の勤務を12時間ずつに分ける働き方のほか、夜間は設備が停止する工場でも早番と遅番という形で導入されています。

給与や休日が多くなりやすい交代制は、経済的に余裕を持ってプライベートを充実させたい人におすすめです。ただし勤務時間帯が不規則なため、疲労の蓄積や家族との時間が少なくなりやすいデメリットもあることは忘れないでください。

交代制の求人に応募するときには、二交代・三交代それぞれの収入や休日、生活サイクルをシミュレーションして検討するのが理想です。

 

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