工場バイトの給料日はいつくらい?雇用契約はよく確認しておこう
掲載日:2020年03月27日
更新日:2022年11月18日
目次
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1. 工場バイトの給料日について
入社したあとにお給料の支払いのことを聞くのは、意外と気がひけるものです。工場バイトの場合、給料日はいつくらいになるのでしょうか?
また、給与のことも含め、あとからトラブルにならないよう、しっかりと確認しておきたい「雇用契約」に関してもお伝えします。
・工場バイトの給料日はいつ?
工場バイトの給料日に関しては、企業ごとに規定が違いますので、一定の決まりごとがあるわけではありません。一般的には、20日頃に締め日があり、給与計算されて25日あるいは月末に支払いというところが多いようです。
振込日がわからなくてあとで困らないよう、給料計算の締め日と給料日の関係については、入社時にしっかり確認しておきましょう。
・給料は基本銀行振込
給料は一般的に銀行振込です。口座がない人は口座を開きましょう。銀行によってさまざまな特典がありますから、これを機会に比較して決めるのが良いですね。特にネットバンクは、取引内容によってATM手数料ゼロ、給与振込口座にすればポイント加算など、特典も豊富です。
・雇用契約とは
働く人を採用した企業は、採用した人に労働条件を明示するよう法律で定められています。その条件を記入した書類が雇用契約書で、企業側と働く人の双方が保管します。書面にしておくことで、もし何かトラブルが発生した場合、この書面で条件を確認できるのです。
・雇用契約書にはこんな内容が書いてある
必ず記載しなければいけない項目は次の通りです。
- 労働契約の期間
- 始業・終業時刻、所定時間を超える労働(残業)の有無、休憩時間、休日・休暇、シフト制に関する事項
- 就業の場所と業務の内容
- 賃金の決定、計算、支払い方法、賃金の締め切り、支払いの時期
- 退職や解雇に関して
- 昇給に関して
定めがあれば記載される項目が以下になります。
- 退職手当がある労働者の範囲や支払いの方法と時期
- 臨時の手当て、賞与
- 労働者が負担する作業用品など
- 安全・衛生
- 災害補償や傷病における扶助など
- 表彰と制裁
- 休職
- 職業訓練
以上のように、雇用契約書には、賃金の「計算・支払い方法・締め日・支払い時期」を必ず記載しないといけないのです。
2. 雇用契約書がないとこんなリスクがあるかも
労働条件を働く人に明示することは法律で定められています。しかし、雇用契約書の発行に関しては義務化されていません。そのため、中小企業を中心に、特にパート・アルバイトに対して発行しないケースが多いようです。
・言った、言わないになる
雇用契約書がないといくつかのトラブルが発生しがちです。契約に関して書面が存在しないと、一方が「言った」一方が「聞いていない」という状況に陥ってしまいます。特に雇用期間と残業代に関してトラブルが多いようです。
・特に多いトラブル事例
<雇用期間に関して>
いつまでの契約なのかということはなかなか聞きづらいものです。突然「雇用期間が過ぎました」と言われては働く側はとまどってしまいます。
<残業時間に関して>
タイムカードがない手書き申告のような工場の場合、記録もないため、残業代に関してあやふやになってしまう可能性があります。
3. リスクやトラブルを回避するために
・雇用契約書があれば自分を守ることができる
何かあったときに、雇用契約書があると心強いもの。でも、入社後に雇用契約書を求めるのはなかなか言い出しにくいでしょう。できれば採用時に、担当者に雇用契約書があるかどうか確認しておくのがいいですね。「いただけると助かります」とソフトにお願いしてみましょう。会社側が雇用契約をしっかり守り、あなた自身も雇用契約書に記載の労働内容を真面目に努めれば、気持ちよく働くことができるはずです。
・工場の給与の支払い規定は採用時に確認
工場の給与の締め日・支払日に関しては、採用決定時にしっかり確認しておきましょう。これらを明記した雇用契約書を発行してもらえれば一層安心です。雇用契約書はトラブル回避に役立ちますので、入社前にその有無を確認しておくことをおすすめします。
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