製造業の大手に就職するメリットとは?
掲載日:2020年01月23日
更新日:2024年02月21日
目次
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1. 製造業の大手とはどんな企業なのか?
・法律では大企業の定義はない
大企業と言うと、テレビCMで頻繁に商品をPRしている企業を、思い浮かべる人も多いと思います。たしかに、テレビCMを頻繁に放送できる企業は、それだけ広告費をかけているので、大きな会社であることは間違いないでしょう。
しかし、法律では大企業の定義はありません。ただし、一般的な定義としては、中小企業基本法の第二条で定義されている「中小企業」より規模の大きな企業を大企業と呼ぶことが多です。
・大手企業は工場が全国数ヵ所に点在している
大手企業が所有する工場は規模が大きな工場が多いです。さらに、1ヵ所だけでなく、全国数ヵ所に工場が点在しているケースもあります。
大手企業の場合は、さまざまな製品を大量生産しなければならないため、扱う製品が多ければ多いほど、工場の規模も数も多くなっていきます。
そのため従業員の数も、外部からの派遣社員を合わせると数百から数千人規模になることもあります。
・食品、化粧品、自動車に大手が多い
製造業で大手企業に就職するなら種類は、食品、化粧品、自動車がよいでしょう。これらは比較的大手企業の求人が探しやすいです。
電化製品の場合は、大手メーカーが自社工場で製造している場合もありますが。中小企業から部品や組み立ての一環を担っているケースもあるため、求人は比較的探しにくい傾向があります。
2. 大手製造業のメリットは?
・給与が高く、福利厚生が充実している
製造業は比較的高収入になりやすいですが、大手の場合は中小企業に比べると給与も高くなる傾向があります。さらに、賞与や各種手当、退職金などもしっかり備わっていて安定している企業が多いです。
大手なら昇進や昇格、給与査定もきちんと行われるのでモチベーションアップにも繋がります。
また、福利厚生がしっかり整っている企業も多いです。寮が完備されていたり、家賃補助が出たり、資格取得支援や施設の割引など、企業によってさまざまな福利厚生が設けられています。
・従業員が多いのでコミュニケーションが楽しい
製造業は工場でのお仕事になります。中小企業の工場でも従業員の数は多いですが、大手となるとさらに多くなります。
とくに派遣社員やアルバイトの多い企業は入れ替わりが激しいため、さまざまな出会いがあります。そして、いろいろな人と触れ合うことができるので、コミュニケーションをとるのが楽しいです。
・将来性や安定性があり安心して働ける
大手企業は規模が大きい分安定していて、つねに製品の需要が高いです。日本だけでなく、海外へ製品を輸出している企業も多く、大手企業は今後どんどん海外進出していくことになるでしょう。
海外進出をすれば、国内だけでなく海外でも製品の需要が出てくるので、さらに生産性が安定することになり、将来性も期待できます。
なので、多額の負債を抱えていたり、海外のライバル企業に負けているという状況に追い込まれない限りは、安定して働き続けることができます。
急なリストラの可能性がゼロというわけではありませんが、つねに需要のある製品であればあるほど、リストラのリスクは低くなるでしょう。
3. 製造業の大手に就職する方法は?
・新卒なら直接企業の求人募集へ応募しよう!
新卒なら直接企業の求人募集に応募してみるのがよいでしょう。探すのが難しかったり、希望する企業の求人が非公開となっている場合は、就活サイトを利用するのがおすすめです。
就活サイトを利用すれば、大手企業からスカウトされる可能性もあります。
製造業の求人はたくさんありますが、大手企業はやはり人気が高いため、多くの求人情報を収集することが、大手に就職する近道になるでしょう。
・大手は転職組のほうが有利になるケースも
大手の場合は新卒採用も行っていますが、製造業に関しては即戦力となる人材を求めているケースも多く、ある程度の経験者であるほうが採用されやすくなる場合もあります。
企業によっては新卒採用はほとんどなく、社会人経験のある転職組を積極的に採用している企業もあります。
なので、製造業で大手に就職したいのであれば、いきなり大手を志望するのではなく、同じジャンル製品を扱う中小企業で、ある程度製造業の経験を積んでから転職するのもひとつの手段として検討してみてはいかがでしょうか。
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